市村正親(70)小林幸子(65)が27日、東京・TOHOシネマズ日比谷で、声優出演したポケモン映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」(湯山邦彦、榊原幹典監督)のヒット記念舞台あいさつを行った。

今月12日の公開から16日で130万人を動員し、興行収入16億円を突破した。

司会を務めたのは主題歌「風といっしょに」を小林と歌唱する中川翔子(34)。大のポケモンファンで「既に5回見ました」と絶叫。「主題歌もヒットしています。この風が紅白まで届いてほしい。お願いっ!」と、憧れの小林と一緒に年末の大舞台に立つことを願った。

市村の11歳の長男と7歳の次男も既に映画を見ている。「お兄ちゃんは泣いちゃって、弟は『ピッカチュー』と言っていた」と明かした。小林も「コンサートをやっていても『ポケモン映画、見ました』と言ってもらえる」と続いた。そして、主題歌を一緒に歌唱する小学生7人組“ポケモンキッズ”のことを「ポケモングッズ」と言い間違えると、「あらっ、ポケモンでなくボケモンだ」とジョークで笑わせた。

ステージでは市村と小林が「息がどれだけ続くか対決」などを実施。小林の22秒に対し、市村は30秒続いて勝利。「終わった時に倒れるんじゃないかと思った」と言いながらも勝利の笑顔を見せた。「私はいつも全力で生きています。全力でやった方がうまくいく」と人生訓を語れば、小林も「この映画は本当の優しさは何かが描かれている」とアピールした。