岡本健一、元恋人役・真矢ミキと大げんか 舞台再共演「15年一瞬に縮まった」

 俳優の岡本健一(50)が舞台「正しいオトナたち」(12月上演、東京グローブ座)に出演し、主演の真矢ミキ(55)と15年ぶりの共演を果たすことが30日までに分かった。子供同士のけんかを発端に、制御不可能になっていく大人たちを描いたコメディー作品。このほど、都内で行われたポスター撮影で真矢と再会した岡本は、「会えなかった15年が一瞬にして縮まった」と喜びつつ、バチバチにやり合う日を楽しみに待っている。

 真矢とは、2004年の舞台「キャバレー」以来15年ぶりの共演。スタジオで対面を果たすと、長いブランクも一瞬にして吹き飛び、恋人役を演じた記憶がよみがえってきた様子だった。今回はガラリと立場を変え、対峙(たいじ)する両家の人間を演じるが、真矢も「早く稽古できる日を楽しみにしている」と火花を散らす日を待ちわびている。

 10月末スタートの稽古に向け、登場人物や時代性に合う音楽を流して役作りをしているという岡本。「今回もじっくり作品を音楽から探っていく作業ができたら」と気合十分だった。

 ほかに、女優の中嶋朋子(48)、俳優の近藤芳生(57)の出演も明らかになった。

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