落語家で来年9月に三遊亭金翁を名乗る三遊亭金馬(90)と、5代目金馬を襲名する次男三遊亭金時(56)が7月31日、東京・浅草で行われた「落語協会夏の寄り合い」に出席した。

昨年7月に心不全で入院、療養するなどしたことを振り返り、金馬は「去年の今日は病院で生きるか死ぬかでしたが、生き戻ってまいりました。2代目金馬が名乗っていた金翁を名乗ります。来年も元気でいくつもりです。死ねなくなりました。どうぞよろしくお願いいたします」とあいさつした。

金時は「金馬たる実力があるかどうか分かりませんが、決まったからには全力で頑張ります。(柳家)小三治師匠には『5代目は5代目の金馬をつくればいい』とおっしゃっていただきました」と意欲を見せた。