南海キャンディーズ山里亮太(42)が1日、闇営業問題で激震続きの所属事務所・吉本興業について言及した。事務所のお膝元である大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパンで行われたアニメ映画「劇場版ONE PIECE STAMPEDE」(大塚隆史監督、9日公開)のイベントで、一連の問題について“自虐ネタ”を連発した。

山里は主人公モンキー・D・ルフィ役の声優田中真弓が音頭を取り、1000人の観客が「山ちゃん、おめでとう」と蒼井優との結婚を祝福すると「こんなに幸せなことはない。うちの会社、いろいろなことがあって大変だけど、もう大丈夫。元気出ました!」と満面の笑みを浮かべた。

闇営業問題で複数の芸人が謹慎処分となり、宮迫博之と田村亮が7月に謝罪会見し、岡本昭彦社長から圧力を受けたことを明かして以降、複数の芸人がメディアを通じて意見を発した。山里は「もし今、いるファミリーを出なきゃいけなくなったら、こっちのファミリーに入りたい」とルフィ率いる海賊団“麦わらの一味”入りを熱望した。

山里は「今、いるファミリー、危ないといううわさなんで、次のファミリー、探しているんで。ルフィのファミリーに入って、ギャラの配分とか話し合いながら」と突っ込んだ。田中が「ギャラなんてないんで」と返すと「契約書あります、ルフィ海賊団は? あれば、安心できます。すみません、何か、ふざけちゃって」と、吉本興業大阪本部にも届かんばかりの大きな声で、一連の問題をネタにし続けた。

イベントにはユースケ・サンタマリア(48)と指原莉乃(26)も登壇した。【村上幸将】