「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(45)は1日、都内で“ゆるキャラ”のマネジメント会社「株式会社がちキャラ」の設立会見を行った。闇営業問題で謹慎中の相方・田村亮(47)について、詐欺被害防止の啓蒙活動に向けた準備を行っていると近況を報告した。この淳の発言を受けて、思わぬところから亮への支援の声が上がった。

 闇営業を巡る騒動後、亮と毎日連絡を取っている淳は「今は感情の起伏がすごく激しい。すごく落ち込んでるときもあれば、無理して笑ってるときもある」と報告。一部で「介護の勉強をしている」と報じられたことに、「介護じゃなくて、お年寄りにこういう詐欺があるから気をつけてください、という啓蒙活動の準備をしている」と明かした。

 テレビ関係者からは「亮はまじめな性格。自分の過ちの清算を第一に考えている可能性が高い。詐欺被害防止の啓蒙活動を行って納得できてから芸能活動復帰を考えるのでは」と指摘した。そうしたなか、まさかの“援軍”が現れた。亮と「雨上がり決死隊」宮迫博之(49)が闇営業で受け取ったギャラ150万円を寄付しようとした際に、被害者感情を理由に受領を辞退した「全国被害者支援ネットワーク」が、亮へ協力するというのだ。

「寄付金の返金時に『ご迷惑をおかけしてすみませんでした』と話していたが、言葉ではなく行動で示そうという気持ちが大事。もし、亮さんから名乗りがあれば協力したい」(秋葉勝専務理事)

 さらに淳と詐欺に関する特番で何度も共演し、テレビや講演などで詐欺被害防止の啓蒙活動をする“プロ”の多田文明氏もラブコールを送る。

「謝罪会見の次のステップが大事だと思っていたが、自ら詐欺被害防止の啓蒙活動に名乗りを上げたのは良かった。私なんかが話すよりも、有名人の亮さんが啓蒙活動された方が注目も集まる。もし、亮さんが必要とするなら私の講演に参加してもらうなどして協力したい」と支援を約束した。