いだてん:第30回「黄金狂時代」 東京五輪招致に2人の独裁者の思惑… ロス五輪でまーちゃんは?

NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第30回の一場面 東京への五輪招致の状況について治五郎(役所広司さん)から話しを聞く田畑(阿部サダヲさん) (C)NHK
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NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第30回の一場面 東京への五輪招致の状況について治五郎(役所広司さん)から話しを聞く田畑(阿部サダヲさん) (C)NHK

 宮藤官九郎さん脚本の大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第30回「黄金狂時代」が8月11日放送される(NHK総合で日曜午後8時ほか)。治五郎(役所広司さん)は、IOC総会で五輪招致の立候補を表明する。しかし、9都市がエントリー済みという絶望的な状況。東京への招致に、ムッソリーニとヒトラーという2人の独裁者の思惑が影響することに…… 。

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 1932年、“まーちゃん”こと田畑(阿部サダヲさん)念願のロス五輪が開幕。アナウンサーの河西(トータス松本さん)はレースの実況中継に気合が入るが、大会運営側からの妨害にあう。田畑たちは実況中継の代わりにレースの模様を放送する奥の手を考える。

 「いだてん」は、日本人五輪初出場の明治末から、東京に五輪がやってきた1964年までの約半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「東京とオリンピック」。大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、1986年の「いのち」以来33年ぶり。

 第29回では、ロサンゼルス五輪で全種目制覇を絶対の目標とする田畑と、高石(斎藤工さん)ら選手との間に軋轢(あつれき)が生まれ……という展開だった。

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