俳優の竹中直人(63)が23日、都内で行われた映画「荒野の誓い」(9月6日公開)のトークイベントに出席した。

 本作は俳優クリスチャン・ベール(45)が主演する西部劇だ。映画をこよなく愛する竹中は、クリスチャン・ベールの大ファンで「大好きだからドキドキしちゃう」と興奮気味。「クリスチャン・ベールが余計な芝居しない。人種を超えた魂のつながりを感じる映画だった」と感想を述べた。

 劇中の豪雨のシーンでは、キャストたちは実際に雷が鳴り響く雨の中撮影を行ったという。竹中は、自身のこれまでの撮影の中で過酷だった現場を聞かれ「時代劇で馬に乗ったことがある。乗馬の練習中に僕を乗せた馬が突然暴走して、僕はただ馬の首にしがみついて『助けて〜!』と、叫ぶことしかできなかった」と恐怖体験を告白。乗馬クラブの人に助けられたそうで「あの時、助けてくれた人、クリスチャン・ベールみたいでかっこよかった」と振り返った。

 クリスチャン・ベールへの熱い思いを語る竹中だが、本人と会ったことがないとか。もし会えたら「好き過ぎて失神してしまいそう」と話した。