渡哲也 現場復帰 1年ぶりカメラの前で「大きな喜びに」吉永小百合と息ピッタリ

 俳優の渡哲也(77)がこのほど、都内スタジオで、女優・吉永小百合(74)とともに宝酒造「松竹梅」の新CMの撮影を行った。呼吸器疾患でリハビリ中の渡にとって、1年ぶりの現場。日活時代から半世紀以上の関係で、同CMでの共演は今年で10度目となる吉永とは息もぴったりで、12月25日から全国オンエアされる「令和のお正月」編の撮影に臨んだ。

 1年ぶりにカメラの前に立った渡は、久々の再会を果たした吉永と、固い握手を交わした。2日間に分けてスチール撮影とムービー撮影を行い、「大きな喜びに」と、セリフを力強く決めた。

 合間には談笑しつつ、撮影は穏やかな雰囲気の中で進められた。気心の知れた2人だけに、渡は「吉永さんとの共演は、安心感があり和やかな雰囲気で撮影することができました」と振り返った。

 令和初の新春に、元気な姿を届ける。呼吸器疾患などでリハビリ中の渡は、今年7月の石原裕次郎さんの三十三回忌法要では体調を考慮し、手紙を裕次郎さんの妻まき子さん(86)に託して欠席。ファンを心配させたが、現場復帰へ自らを奮い立たせてきた。「現在は、トレーニングをしながら体力の回復に励んでおります」と話すように、週3~4日はストレッチやエアロバイクなどで体を動かし、筋力回復にいそしむ毎日を送っている。

 宝酒造のCMは、1970年から出演していた裕次郎さんが87年に死去し、渡が88年から引き継いできた。並々ならぬ使命感に支えられている渡は「1970年に石原が宝酒造さんのCMをお受けして以来、来年で半世紀という節目を迎えることになります。時の流れの早さを感じながら、裕次郎さんとお酒を酌み交わしたうれしく楽しい日々を思い出しております」と、感慨を口にした。

 また、吉永は「今年も渡さんと楽しい現場で新しいコマーシャルを作りました。ご期待ください」と話した。

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