15日に行われるマラソン男女の東京五輪日本代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(明治神宮外苑発着)で、人気デュオ「コブクロ」の小渕健太郎(42)が国歌独唱を行うことが12日、日本陸連から発表された。コブクロの公式サイトでも告知されている。

 コブクロは2014年リリースの「今、咲き誇る花たちよ」がNHKソチ冬季五輪・パラリンピック放送のテーマソングに採用された。小渕は黒田俊介とストリートライブ活動を通じて1998年に同デュオを結成。01年に「YELL~エール/Bell」でメジャーデビューした。

 マラソンでの国歌独唱は異例とみられる。小渕は神宮外苑のスタート/フィニッシュラインを前に、オープニングセレモニーで国歌を歌う。レースには男子31人、女子12人が出場。各2枠の東京五輪マラソン代表の座を目指して走る。

 スタートは男子が午前8時50分、女子は同9時10分。発着点(五輪では新国立競技場)を除き、五輪と同じコースで行われる。