3人組ダンスボーカルグループ「Lead」が、8月からの全国ツアーファイナルとなる東京公演を14日、中野サンプラザホールで行った。昼夜各公演で新曲「Summer Vacation」など全23曲を披露し、合計4000人の観客を熱狂させた。

 スタートの「Be the NAKED」からフルスロットルで、激しいダンスナンバーを連発。古屋敬多は「頭から攻めてます。歌いまくって、踊りまくって。こういう方がLeadらしいかなと。ここ何年かなかったので」と言う。

 最初から飛ばすLeadに負けじと、観客席のボルテージも冒頭から最高潮。鍵本輝は「(ツアーの)盛り上がりはLead史上、最大だなと。みんなを興奮させるくらいのステージをつくってきているので、盛り上がってくれますか!」と客席に呼び掛けた。

「Summer Madness」のパフォーマンスの途中では、野球ボール大のゴムボールを客席に投げ込みプレゼント。この日はその中に一つだけラグビーボールがあった。父親が大のラグビーファンという谷内伸也がスローしたのだ。

 ラグビーといえば、20日にW杯日本大会が開幕する。続々とラグビー界のスターたちが来日しているが、その一人がニュージーランド代表のキーラン・リード主将。

 日本語ではLeadと同じ発音になるため、谷内は「勝手に親近感がわいているというか、頑張ってほしいです」とエールを送った。

 鍵谷は「日本代表の山中(亮平=神戸製鋼)選手は1988年生まれで、同い年なので応援したい。みんなも応援してほしい」。

 Leadだけでなく芸能界全体が、日本で開催されるビッグイベントを注目しているようだ。