アイドルグループ「AKB48」が21日、東京・江東区のダイバーシティ東京プラザで、56枚目のシングル「サステナブル」の発売記念イベントを行った。

 初センターを務める矢作萌夏(17)をはじめ柏木由紀(28)、向井地美音(21)、横山由依(26)、岡田奈々(21)、村山彩希(22)の6人が出演し「サステナブル」「ヘビーローテーション」など6曲を歌唱した。

 この日は雨も心配されたが、なんとか曇り空に。“雨女”で知られる柏木は「もし雨が降ったら(ライブ後の)ハイタッチでファンの皆さんにたくさん文句を言われるので」とほっと胸をなで下ろした。

 報道陣から「雨女の汚名返上?」と聞かれると「曇りなので、どうせなら晴れてほしい。晴れ女になりたいけど、晴れ女(仮)くらいで」と控え目に語った。

 矢作は昨年5月に劇場公演デビューしてから、早くもセンターに抜てき。岡田は「(矢作は)甘え上手。『すち(好き)』というよく分からない自分流の言葉を使うけど、ギャップでパフォーマンスがすごい。歌唱力もあって、AKBを引っ張ってくれる存在になる」と絶賛すると、矢作は「うれしいで~す」と照れながら喜んだ。

 また、新曲のミュージックビデオで、柏木がNMB48・白間美瑠らを乗せて車の運転をするシーンも話題に。柏木は「4年前に免許を取ってから一度も運転してなくて、ブレーキとアクセルを確認した」と苦笑い。一本道にもかかわらず同乗したメンバーを怖がらせたこともあって、柏木は「これを機にしばらく運転しません」と宣言した。

 また、報道陣からは今年は開催されなかった「AKB選抜総選挙」への質問も飛んだ。

 48グループ総監督の向井地は「ぽっかりと寂しい気持ちもあった」と告白。それでもグループとして、4年ぶりの全国ツアーを開催中とあって「競い合うよりも一つになれる夏だった。青春も味わえたので(グループにとって)プラスでした」と明かした。