巨人・坂本勇人内野手(30)が2年連続の「キリンビール弾」を誓った。27日の試合前、広告ボードに本塁打を当てた選手に贈られる「キリンビール ビッグボード賞」の贈呈式が行われ、賞金100万円とキリン一番搾り1年分が贈呈された。

 坂本は8月28日、広島戦(東京ドーム)の5回、広島先発・野村から33号ソロ本塁打を放ち、左中間に掲げられたキリンビールの広告ボードにぶち当てた。「完璧です!」とコメントした一発は推定飛距離148メートルの超特大弾だった。

 その後、4番・岡本にも一発が飛び出すなどこの回で4得点。6―2で逆転勝ちし、ヒーローインタビューでは「今日はビール(の看板)に当てましたし、ビールを飲みすぎないように、コンディションを気にしながら頑張りたいなと思います」と語った。

 目録を受け取った坂本は「来年も、もう一度(看板に)当てられるように頑張りたい」と満面の笑み。21日の祝勝会でビールかけをしたばかりとあって、「ビールはおいしいと思ったし、日本一になって、もう一回ビールかけができるようにしたい」と再びの歓喜を誓った。