替え歌でおなじみのシンガー・ソングライター嘉門タツオ(60)が3日、大阪・あべのハルカスで、展望台「ハルカス300」の来場1000万人到達記念セレモニーにスペシャルゲストとして出演した。

嘉門は「ハルカスには2回来たことがあります。迫力があって、いいもんを作られたとしみじみ感じます」とあいさつした。

ライブでは「ちゃらり~、鼻から牛乳~。ちゃらり~、ハルカス5周年~。おめでたいことですので、罪のないところで、お子様に大人気の『ギャーシリーズ』でいきます」と歌い、持ちネタをスタート。あべのハルカスや展望台キャラクター「あべのべあ」を紹介したスペシャルソング「あべのハルカス1000万人到達音頭」も披露した。

1000万人目の来場者となったのは、奈良在住の三浦未来さん(45)と寧音さん(16)親子。嘉門のライブを見て、未来さんは「テレビではあんまり見ないので久しぶりに見ました。歌がおもしろい」。寧音さんは「あまり知らなかったので、生で見てすごいと思いました」と話した。

さまざまなイベントが行われているあべのハルカス。今後の事業展開について、事業主である近鉄不動産の西村隆至副社長(63)は「オリンピックや万博に向けて、アイデアをこれから考えていきたい」とコメントした。