男性3人組ユニット、w-inds.が4日、東京国際フォーラムホールAで、全国ツアー「Future/Past」のファイナル公演を行った。

デビューして19年の歩みを凝縮したステージで、01年発売のデビュー曲「Forever Memories」やヒット曲「キレイだ」「Feel The Fate」、今年7月発売の最新曲「Get Down」など23曲を約5000人のファンに披露した。

ラップの緒方龍一(33)は「公演タイトル通りに昔の曲から新しい曲まで、どちらも楽しんでもらっています。ツアーの初日から冷めない熱気がずっと続いています」。ボーカル橘慶太(33)は「『タイムマシーン』という曲は15年ぶりに歌唱した。自分たちも新鮮だったし、会場もざわついていた」と振り返った。ラップ千葉涼平(34)は「今日の10月4日が、皆さんと僕たちにとって特別な日になりますように」と呼び掛けた。

旬の話題では5日に行うラグビーW杯の日本-サモア戦について、千葉は「勝ちます。テレビの前で観戦します。スコアは33-7です」と予想した。

デビュー翌年の02年から毎年行っている全国ツアーは総公演数が560を超え、動員は160万人を突破。活躍は国内にとどまらず、台湾7、上海2、香港10の海外単独公演を実現させ、「アジアのw-inds.」の地位を確実なものにしている。

この日、公演終盤で来年1月からファンクラブツアーをスタートさせることを発表。20周年の節目の年に、さらなる“w-inds.旋風”を巻き起こすと誓った。