あの昭和スターたちが夢の共演! お笑いトリオ「ヒップアップ」の元リーダーで“アダモちゃん”こと島崎俊郎(64)、“新聞読みのボンちゃん”こと大木凡人(74)らが7日、都内で行われた生特番「BSフジ11時間テレビ2019 全国対抗! 脳トレ生合戦!!」記者発表会に出席した。

 島崎は放送コードぎりぎりとなった「アダモステ」の格好で登場し「令和の時代に昭和を見ろ! この人は1回あの世に行っているんだから。途中で死んだら追悼番組になる。11時間は本当に疲れるよ」と、2015年に大動脈解離で死線をさまよった大木を指さした。

 武道の達人として“芸能界最強”伝説を持つ大木だけに、笑顔を浮かべつつも、だてメガネの奥の瞳は全く笑っていない。現在は驚異的な回復で体調は万全に戻り「大丈夫!」とアピールした。

 続けて「『半魚人現る』『マドンナ痔』など、東スポさんの見出しでは大爆笑させてもらったよ。東スポ最高! 大好き!」と、本紙の大ファンであることを明かすと「番組のところどころに、ちょこちょこと出てくるので楽しみにしてほしい」と視聴者に呼びかけた。

 同特番はオープニングに出ていた出演者が疲れて途中で帰ってしまい、エンディングは人数が少なくなるのが当たり前となっている。演出の丸林徳昭氏によると、番組開始4年間で約1000人が出演し、すでに5人が鬼籍に入ったという。

 軽妙な司会で番組にアクセントを与えている川野良子アナ(49)は「本番前に、岡田圭右さん(50)の笛のひもが切れた。何か見えざる力が働いているのでは」と不吉な予兆を指摘した。

 会見にはJAGUAR(年齢不詳)、小桜京子(84)、林家ペー(77)、パー子、氏神一番(60)、天龍源一郎(69)、マリアン(57)も参加。番組では昭和スターが出身地別に6チームに分かれ、クイズで頂点を競う。歌謡コーナー、演芸コーナーもあり、電撃ネットワークが至極の芸を披露する。放送は11月16日午前11時から。