歌手で俳優の福山雅治さんが10月7日、東京都内で行われた主演映画「マチネの終わりに」(西谷弘監督、11月1日公開)の完成披露試写会に出席。共演者で福山さん演じる男性と強烈にひかれあう女性を演じた石田ゆり子さんが「(福山さんと)同い年なんですよ」と語ると、会場から「えー!」と驚きの声が上がり、福山さんが「えー!って。どういう意味?」とツッコミを入れて、観客の笑いを誘った。
ウナギノボリ
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石田さんは「同い年。学年は1個上ですよね」と福山さんを見つめつつ、「学年はどうでもいいですね」と自己完結して、観客も大爆笑。「25年前にCMで共演して以来、1度もドラマでも映画でもお会いしていなかった」と福山さんとは本作が初共演だと話し、「この作品で福山雅治さんとご一緒することになっていたんだなと、感無量でございました」としみじみと語った。
福山さんも「運命の共演」と切り出し、「作品と同様に、運命を感じましたね」とにっこり。「石田さんは映画化が決まる前の早い段階で原作を読んでいたんですよね。僕は、石田さんがすでに読まれているという状態で、映像化のお話を聞いたので、最初から(石田さん演じる)洋子という存在は石田さんをイメージしながら原作を読んでいた。早く洋子に会いたい。おお、洋子。『オー・ヨーコ』という思いで初日を迎えた」と語り、「ジョン・レノン(の楽曲)にかけてみた」と続けて会場を笑わせていた。
映画は、渡辺淳一文学賞を受賞した平野啓一郎さんの同名小説が原作。天才クラシックギタリストの蒔野聡史(福山さん)と、フランスの通信社に所属するジャーナリストの小峰洋子(石田さん)という40代の2人が、6年間でたった3度の出会いの中で悩み、愛し合っていく物語。完成披露試写会には、伊勢谷友介さん、桜井ユキさん、木南晴夏さん、板谷由夏さん、古谷一行さん、西谷監督も出席した。
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