ドラゴンゲート(DG)は8日の後楽園ホール大会前に会見を行い、最高顧問に就任したウルティモ・ドラゴン(52)校長が、来年1月31日にDGの前身・闘龍門の後楽園大会を開催することを発表した。

 ウルティモは7月21日神戸大会にDG初参戦を果たし、以降は継続的に参戦。9月29日付で最高顧問に就任した。この日は木戸亨DG社長(53)が同席して会見が行われ、冒頭では「このたび、最高顧問に就任させていただきましたウルティモ・ドラゴンです。(前身の闘龍門を)離れて15年以上になりますが、これも何かの縁かと思います。戻る舞台は整いましたし、恥ずかしながら戻ってまいりましたという気持ちです」と感無量の表情で語った。

 さらには自らがプロデュースする形で来年1月31日に闘龍門の後楽園大会を開催することを発表。大鷲透(43=フリー)、ドン・フジイ(49)、ドラゴン・キッド(43)、堀口元気(41)、斎藤了(40)らのメンバーが顔を揃えた。

 ウルティモは「(1999年に)闘龍門がメキシコから逆上陸した同じ日、同じ場所で大会を開催できることを光栄に思います。同窓会のようなもの。ここにいる5人に加えて、土井成樹や吉野正人にも参加してほしいです。当時のメンバーをそのまま集めるのも難しいので、現在各団体で活躍していて、大会に出場したい子がいれば名乗り出てきてほしい。(選手数は)通常の興行と同じぐらいのメンバーがいればいいと思います」と話した。

 多くの選手を輩出した闘龍門だけに、前例のない豪華な「同窓会」となりそうだ。