元祖セクシーグループとして1990年代に一大ブームを巻き起こした「C.C.ガールズ」が新たに復活し、先日、デビューお披露目記者発表会が行われた。

 初代「C.C.ガールズ」は青田典子、原田徳子、藤原理恵、藤森夕子の4人で1990年に結成され、美貌と抜群のプロポーションで男性たちをとりこにした。

 今回で3代目となるため、ユニット名は「C.C.ガールズ3」。河合ひかる(28)、豊田百佳(23)、花岡なつみ(23)、鈴木佳奈(23)、中川知香(26)の5人で結成された。年齢を見ても分かるように、20代の大人の魅力を持ったメンバーで構成されている。

 その中でサブリーダーを務める中川をインタビューしたことがある。昨年1月のことだが、当時から彼女は「やりたいことは女優」と一貫していた。「長澤まさみさんのように、個性的な役柄を演じられる女優さんに憧れます。映画やドラマ、舞台などいろいろ出られてるのがすごい」と目を輝かせていたものだ。

 先日のお披露目記者発表会でも中川は、今後の目標を聞かれると「女優としてもっと多くの作品に出たい」とコメント。女優をやりたいという思いは、今もブレていないようだ。

 気さくな性格で、私のインタビューでもざっくばらんにいろんなことを話してくれた。女性タレントへのインタビューでは、芸能記者にとっては定番といえる「休みの日には何をしている?」という質問をぶつけると、帰ってきた答えは「飲みですかね(笑い)」。新潟県出身で、日本酒が大好きだという。

「よく『どれくらい飲める?』って聞かれるけど、自分の限界が分かってないかも。記憶を飛ばしたりすることもよくあって。友達と午後6時ごろから飲み始めて、12時回るくらいから『楽しいな!』って。そのへんから大体、記憶をなくしてる。次の日は二日酔いでひたすら寝ます。その時は『もう飲まない!』と思うのに、なんで飲んじゃうんでしょう?」

 世のお父さん方と同じような悩みを抱えているようだが、続けてこんなことも話してくれた。

「酔うと、結構面倒くさくなるみたい。動きたくなくなって『次の店行こう』となっても、動きたくないから、おんぶしてもらったり(笑い)。男でも女でも勝手に飛び乗っちゃうんです。でも男の子におんぶされてるところを写真に撮られたら大変だから、これからは気をつけます」

 今ではC.C.ガールズのサブリーダーを務める中川が、酔っぱらって、そんな写真を撮られたら大変なことになってしまう。そこだけは気をつけてほしいと勝手に願っている。

(文化部デスク・藤野達哉)