4人組歌謡グループ「純烈」が24日、シングル「純烈のハッピーバースデー」がゴールドディスク(出荷10万枚)に認定されたことを記念したイベントを都内で開催した。

 昨年、「NHK紅白歌合戦」への初出場を決めたシングル「プロポーズ」に続き、2作連続のゴールドディスク。グループの活動は堅調で、リーダーの酒井一圭(44)は「5、6月以降、純烈は休みはない」と明かした。

 となると、かなり稼いでいそうだが、芸能界はいま、「チュートリアル」徳井義実の所得申告漏れ問題の話題で持ち切りだ。酒井は、純烈は歩合制ではなく給料制だと説明し、納税について聞かれると全員、「大丈夫」と口を揃えた。

 その給料だが、酒井は6月放送の日本テレビ系「ダウンタウンDX」で「月給が44万円になった」と告白。純烈の活躍と比べて高いか安いかで話題になった。

 下世話だが、本紙がさっそく検証! 5月リリースのシングルCD「純烈のハッピーバースデー」(1枚1204円・税別)で考えてみよう。

 ゴールドディスクは出荷枚数をカウントするが、売り上げ枚数を10万枚として換算すると、同曲は1億2040万円のセールスを叩き出した計算になる。わずか1曲が、5か月ほどで1億円超えの売り上げを生み出したわけだ。

 さらにオフがないことが明らかになったうえ、地方営業も少なくないため「ほとんど家に帰っていない」(酒井)。1か月間休みなく働きづめで、全国を飛び回り、給与明細を見てみると「44万円」の数字…。「もう少し上げてもいいかも」とワイドショー関係者は苦笑する。

 もっとも、メンバーたちは売れない時代を支えてくれた所属事務所に恩義を感じている。酒井は8月に「事務所に何の文句もなく、むしろありがたい」と待遇に満足していると話していた。この謙虚な姿勢が人気の秘密かもしれない。