高岡早紀:狂気の純愛モンスター役に「共感する部分たくさんある」

名古屋市内で主演連続ドラマ「リカ」のトークショーを行った高岡早紀さん
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名古屋市内で主演連続ドラマ「リカ」のトークショーを行った高岡早紀さん

 女優の高岡早紀さんが10月27日、名古屋市内で、放送中の主演連続ドラマ「リカ」(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分)のトークショーを行い、トークショー後に取材に応じた。同作は愛する男性を手に入れるためには手段を選ばない“狂気の純愛モンスター”の雨宮リカが主人公のサスペンス・ホラーで、リカを演じる高岡さんは「クランクイン前はリカに共感できない部分ばかりかなと思っていたけど、演じてみて、作品も見てみたら、意外と女子として共感できる部分がたくさんあった」と話した。

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 さらに「はたから見たら(リカには)嫌われる要素しかないし、嫌われることも分かるけど、演じている上では、それほど嫌われていることをしているかなという気持ちに変わっていった」と気持ちの変化を明かした。

 リカのどんな部分に共感するかと聞かれると「女性なので、誰しも運命の相手を求めているところは絶対にある。出会えるかどうかは別にしても、運命の相手を常に探している気持ちはすごくよく分かるし、そういう相手と出会ったからには、どうしたら一緒になれるのかは考えますよね。女性としての好かれたい気持ちは思っていた以上に共感できた」と話した。一方で、リカの心情には寄り添いつつも「どんな手を使ってもという部分は共感できない」とし、「理解できないからこそ思い切って(演技が)できる。(撮影現場では)みんなで楽しくリカを作っています」と笑顔を見せた。

 ドラマは五十嵐貴久さんの「リハーサル」「リカ」(幻冬舎文庫)が原作。2部構成で26日の放送で1部が完結した。1部では、小池徹平さん演じる医師・大矢昌史が副院長を務める病院の看護師となったリカが、大矢に近づくために、あらゆる手段を講じる姿が描かれ、SNSでは「高岡早紀がハマり役」「怖すぎる……けどハマる」「怪演」などと話題を集めた。

 2部は11月9日からスタート。2部では大谷亮平さん演じる映画プロデューサーの本間隆雄がリカのターゲットとなる。

 高岡さんは2部の見どころについて「運命の相手だと思っていた大矢先生を失って『3年間、闇の中に引きこもっていた』というせりふがある。まったく違うリカに生まれ変わる感じ。1部とは違ったリカを楽しんでいただけるかな」と自信を見せた。

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