清原果耶:「芝居に品がある」に照れ笑い 「透明なゆりかご」では悩み考え…

「東京ドラマアウォード2019」で主演女優賞を受賞した清原果耶さん
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「東京ドラマアウォード2019」で主演女優賞を受賞した清原果耶さん

 女優の清原果耶さんが10月28日、東京都内で行われた「東京ドラマアウォード2019」の授賞式に出席。昨年7月期に放送されたNHK連続ドラマ「透明なゆりかご」で主演女優賞を受賞した清原さんは、司会の石坂浩二さんの「お芝居に品がある」との言葉に、照れながらも「本当ですか? ありがとうございます」とうれしそうな笑顔を見せた。

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 「透明なゆりかご」は、「真実の産婦人科医院物語」といわれている沖田×華(おきた・ばっか)さんの同名マンガが原作。清原さんは高校の准看護学科に通う17歳で、アルバイトの看護助手として由比産婦人科へやってくる青田アオイを演じた。幸せな出産だけでなく、中絶や母体死といった産婦人科の陰の部分にも向き合いながら、時に明るく、時に切なく、主人公たちの「命」への祈りにも似た思いを描き、多くの視聴者の共感と感動を呼んだ。

 清原さんは「アオイちゃんをどう演じようか、悩んだり考えたりしたんですが、それだけこの作品を大切にしたいと思っていたので、それが演技に表れていたのならうれしいです」と思いを語っていた。

 「東京ドラマアウォード」は、「世界に見せたい日本のドラマ」をコンセプトに、優れたテレビドラマを表彰する賞で、今年で12回目。2018年7月~19年6月に放送されたドラマが対象。作品賞「連続ドラマ部門」のグランプリに菅田将暉さん主演の「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)輝き、菅田さんは主演男優賞も受賞。「初めて恋をした日に読む話(はじこい)」(TBS系)の横浜流星さんが助演男優賞、「獣になれない私たち」(日本テレビ系)の黒木華さんが助演女優賞に選ばれた。

 単発ドラマ部門の作品賞は、佐藤浩市さんが10年ぶりにテレビ東京で主演を務めた「Aではない君と」がグランプリに選出された。

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