女子プロゴルファーの笠りつ子(31=京セラ)が31日、「マスターズGCレディース会場での不適切な発言に関するお詫びと今後の活動についてのご報告」と題した直筆のファクスをマスコミ各社に送った。

 文章では「『マスターズGCレディース』の会場におきまして、私の不適切な発言により、大会主催者、コース関係者の皆様が不快な思いをされたことは事実です」と、先週のツアー開催コースでの暴言問題が事実であったことを認め「当該週に大会主催者ならびにコース関係者の方に、誠意を込めて謝罪させていただきました」とすでに謝罪をしたとしている。

 会見などではなくファクスでの報告になったことについては「現在、LPGAコンプライアンス委員会において調査が行われていると承っておりますので、LPGAの処分が決定されるまでは、差し控えさせていただきます」と説明し、「LPGAの処分が決定され次第、皆様の前で改めてお詫びとご報告を申し上げます」とした。

 また今後のトーナメントへの参戦については「当面の間、ツアーへの出場は自粛させていただきます」とした上で「どのような処分が下されても、全てを受け止め、深く反省し、プロゴルファーとして、人として、自分を見つめ直し、真摯にゴルフに取り組み、感謝の気持ちを忘れずに、プロゴルファーを目指す子供たちのお手本となれるよう努力していきます」と記した。