米歌手で女優のレディー・ガガ(33)が、ファッション誌エルのインタビューで、今年のアカデミー賞にノミネートされた映画「アリー/スター誕生」(18年)で共演した俳優ブラッドリー・クーパーとの熱愛のうわさとアカデミー賞授賞式でのデュエットの真相を語った。

ガガが表紙を飾った米国版エルで、司会者で実業家のオプラ・ウィンフリーがガガにインタビューを行い、本物の恋人同士のような濃厚なデュエットについて直撃。2人の熱愛がうわさされた当時も交際を否定していたガガは、これに対して「マスコミもばかげているわ」と改めてロマンスを否定した。その上で、「私たちはラブストーリーを作りあげたと言うことよ。パフォーマーとしても女優としても、見ている人たちに私たちが愛し合っていると信じさせたかった。カメラのレンズを通じて、テレビで授賞式を見ている人たちにも私たちの愛を伝えたかったの。そのために一生懸命準備して、何日もかけて練習をしたわ。あれは練りに練ったパフォーマンスだったのよ」と語った。

ウィンフリーはガガとの対談の中で、友人であるクーパーに2人の間に何かあったのかと尋ねた時に、もしうわさが本当だったら観客や当時のパートナーだったモデルのイリーナ・シェイクの目の前で「カトリック教徒ゆえの罪悪感からピアノに座っていた時にガガの目を見つめられなかっただろ」と語っていたと明かしている。ガガは授賞式の直前に婚約者と破局し、一方のクーパーもシェイクと授賞式後に破局したことから、熱愛報道が過熱していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)