ダウンタウン松本人志が１０日、同局系「ワイドナショー」（日曜、前１０・００）に出演し、チュートリアル徳井義実の税金滞納問題や、ミキが京都市との契約で京都市をＰＲするためにツイッターに投稿したことをめぐる吉本興業の対応に疑問符を付けた。

　番組では徳井の問題に触れ、松本は「闇営業のときと似てて。今回は徳井が悪い。その後のうちの会社の処置が、だらだらだらだらしてるというか、ぜんぜん逆に行ってしまうのはなんなんだろうか」と首をひねった。「見ていてすごくはがゆくもどかしい。俺が口を出すとややこしいので黙っていたんですけど。いきなり『番組はいっさい降板無し』とか言ってしまったりする」と吉本が当初、徳井について示した判断を振り返った。その後、徳井は芸能活動を休止することになった。

　松本は「芸人もかばえてないし、会社も。だれも得をしない。あれはなんだろうか！裏目、裏目。見事に裏をかいていく」と会社の対応を残念がった。

　ミキと京都市の問題では、同番組では「吉本興業と総額４２０万円で業務委託契約」を結んだと紹介。その契約にミキらのツイート１回につき５０万円、２回で１００万円の支払いを盛り込んだと視聴者に伝えた。また、吉本の見解として、「インフルエンサーマーケティングの費用」を示して「高額ではない」と主張したことを伝えた。

　松本は「これも吉本はいらんこと言わなくていいんです。吉本はただただ『問題は大きくないと考えております。もし問題があるとしてもミキには何の責任もない』ということを言ってあげてほしい。それが一番大事。それがあると芸人は頑張ろうと思えるはず。そこが吉本できてないんです」と所属タレントを守ろうとする意識が十分ではないのではとの考えを述べた。