意外な苦手を発見!? テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクター氏(年齢非公表)といえば、サブ~いダジャレでスベリ芸を確立した外国人タレントだ。たまに秀逸なジョークも交ざる。一方、絶妙な風刺で世相を斬り、世間をうならせることもある。

“外タレ”歴は30年超。これだけ息が長いのもスキャンダルとは無縁で好感度が高いからだろう。

 そんなデーブ氏の意外な弱点が発覚したのが11日、都内で行われた「アメリカンピーナッツ協会」のイベント。米国出身でピーナツ好きのため招かれた。

 登場するなり「ピーナツだけに実(中身)がない人」と軽快にボケてあいさつしたのを皮切りに、ピーナツの魅力を訴求するイベントにもかかわらず「まあナッツ・リターンの問題もあった」と、2014年に起きた韓国航空会社のナッツ・リターン事件を引き合いに笑わせたりと、相変わらずトークが冴え渡っていた。

 ただ、大好物のピーナツバターをステージ上で専門家に教わりながら自ら作り、食リポした時に空気は一変。味について「これだったら家で作りたくなる」などとフツーに感想を述べたのだ。得意のダジャレを期待した会場も目が点になった。

 ワイドショー関係者は「デーブさんはコメンテーターやプロデューサーとして30年以上活躍しているけど、食リポは意外と経験がないみたい。ダジャレは長年、続けていてもはや“日課”で脳にしみついている。でも、食リポはそうではないから素が出てしまい、アドリブが利かなかったのかも」と苦笑していた。