演歌歌手の北島三郎(83)が12日、都内で行われたコンサート「令和・歌の祭典 2019」に参加した。

 北島のほか吉幾三や鳥羽一郎といった演歌歌手や南こうせつ、イルカら日本クラウンと徳間ジャパンコミュニケーションズに所属するアーティスト総勢31組が集結した。

 北島は「時代とともに歌の世界もだんだん変わっているけど、こうやって、みんなが肩を寄せ合って歌える。歌い手にとっては最高にうれしいもの」としみじみ語った。

 エンディングでは全員で北島の代表曲の一つである「まつり」を熱唱。北島は「来年もぜひこういう仲間たちと一緒にやりたいね」と笑顔を見せた。

 そんな北島の歌声に「感動した」というのが司会を務めた森口博子。バラエティー番組で一緒になるときには北島のことを「サブちゃんさん」と呼ぶ森口は北島の肉体に驚きを覚えたという。「ある時、楽屋にあいさつにいったら、ちょうどお着換えだった。そのとき腹筋が割れていてビックリした。この腹筋であの声が出るんだなと思った」。森口が「今日、見せられないのは残念ですけど」というと北島も照れ笑いした。