ミュージカル「天使にラブ・ソングを」(15日~12月8日)の公開稽古が14日、東京・渋谷の東急シアターオーブで行われた。ギャングの魔手から逃れるために修道院に潜伏したナイトクラブ歌手の活躍を描いた、大ヒット同名映画の舞台版。

14年の日本初演から主演する森公美子(60)は「3度目ですが、稽古では思い出せないところもあった。自分の稽古不足なんですが、実はラグビーW杯にはまって、ライブビューイングにも行ったりして、マネジャーから禁止令もかかったほど。ラグビーの成功にあやかって、この舞台も渋谷で成功させたい」と意気込んだ。

ダブルキャストで初主演となる朝夏まなと(35)は「初演からのキャストの出来上がりにびっくりしたけれど、大先輩の森さんのもとで、いろいろと学びながら演じさせていただいています。やっていて楽しいと感じられるようになった」と手ごたえを口にした。