「嵐」の二宮和也(36)と元フリーアナウンサーAさん(38)の電撃婚の波紋は広がるばかりだ。一夜明けても言われ続けているのが「なぜこのタイミングなのか!?」。Aさんは妊娠しておらず、来年末の嵐の活動休止を待ってからでもいいように思えるが…。舞台裏を追跡すると、元SMAP木村拓哉(47)の影がちらついているとの情報が浮上。昨年8月の映画共演を機に、木村と二宮は盛んに交流していたというが、いったいどんな影響を受けたのか――。

 Aさんとの結婚で二宮が発した「ケジメ」という言葉。ファンにしてみれば、来年末のグループ活動休止まで続く“嵐イヤー”の真っ最中に水を差された形でネット上は必ずしも祝福の声だけではない。

 とかくAさんはこれまでの“におわせ”行為により、一部の二宮ファンの間で目のカタキにされている。

 今年9月、一部女性誌が2人の同棲を報じると、直後にAさんの代理人弁護士から各週刊誌に「Aさんは一般人。取材は控えるように」という警告書が届いた。場合によっては訴訟も辞さないけんまくだったという。

「同棲マンションが知られてしまったことが大きい。マスコミ情報から一部の過激ファンが自宅を特定しないとも限らない。警告書はAさんを守るために行ったことですよ」(芸能プロ関係者)

 電撃婚によりAさんには妊娠説も浮上しているが、ジャニーズ事務所は頑なに否定。それでも嵐ほどの人気グループともなれば、結婚するには「デキ婚しかない」という先入観もあり、依然としてAさんの妊娠を疑う声は消えていない。

 だが、二宮は「まずは結婚」にこだわっていたという。キーマンは元SMAPの木村だ。

 木村と二宮は昨年8月公開の映画「検察側の罪人」で共演。意気投合した2人は以後、交流を深めていく。

「全然違うタイプだからこそ波長が合うのでしょうね。ファッションに無頓着な二宮さんを心配した木村さんが自分の服を大量にあげたこともあったそうです。何度か一緒に食事に行ったり、二宮さんが木村さんの自宅を単身訪問することもありました」(事情を知る芸能関係者)

 木村は2000年に結婚。その時点で妻の工藤静香は妊娠中だった。当時を知る人物は「木村さんのファンの反発はすごかった。矛先は木村さんよりも、静香さんに向かった」と明かす。

 16年に勃発したSMAPの解散騒動でも、ジャニーズ事務所残留を決めた木村と、それを助言したとされる静香が集中砲火を浴びた。

「とりわけ静香さんのアンチが急増し、日常のささいなことをインスタグラムに上げても、罵詈雑言が浴びせられる始末。アンチの不満も本をただせば、木村さんとの“デキ婚”までさかのぼります」(前出芸能関係者)

 二宮とAさんの結婚でも、それと似通った構図になる可能性があった。仮に“デキ婚”となれば、ファンは「ニノをたらし込んだ!」とAさんに憎悪をぶつけただろう。

「そうなれば傷つくのは彼女。木村夫妻を“反面教師”にさせてもらった部分もあるのでは?」(同)

 自宅訪問した際、木村夫妻から何らかのアドバイスがあったのかもしれない。

 ワイドショー関係者は「Aさんが子供を欲しがっているのは事実。そうした彼女の思いをくんで、二宮さんはケジメをつけたのだと思いますよ」と話す。

 ファンにはつらいだろうが、シンプルに純愛を貫いたということか。