歌手神野美伽(54)が22日、クール・ジャパン・パーク・大阪TTホールで、「ブギの女王」笠置シヅ子さんの半生を歌、芝居でつづる音楽劇「『SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE』~ハイヒールとつけまつげ~」の公開稽古を行った。

最終稽古を終え、神野は「昨日まで全然楽しくなくてさっきまで苦しかった。今はめっちゃ爽快です」と明かした。23日からの開幕へ向けて「今日帰って組み立て直して、体の中からわき上がってくる思いを共感できれば」と意気込んだ。

笠置さんについて「表現者としてすごく好きな人」と話すが「歌はモノマネでは意味がない。さじ加減が非常に難しい。マネしているところもあるが、オリジナルとミックスしながら」と考える。

衣装にはチャイナドレスもあり「お芝居じゃないと着られないし、何とも思っていない」と言い切った。

共演の福本雄樹(26)とのキスシーンもあり、これには「福本くんがかわいそう。でもあと10回チューできるね」と笑わせた。

公演は同所で23日~12月1日まで。