IT/イット THE END:ドア突き破り「お客様だよ!」 「シャイニング」ジャック・ニコルソンのオマージュ場面公開

映画「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」の場面写真(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
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映画「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」の場面写真(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

 小説家・スティーブン・キングの代表作を映画化したホラー映画「IT/イット」シリーズの完結作「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」(アンディ・ムスキエティ監督)で、同じくスティーブン・キング原作の映画「シャイニング」(1980年)をオマージュしたシーンが11月23日、公開された。

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 特別映像は、“それ”の策略によってベバリーがトイレに押し込められると、そのドアを突き破ろうと27年前にベバリーをおびえさせたキャラクターたちが次々に顔をのぞかせる。その中の一人、いじめっ子のリーダーのヘンリーが「お客様だよ!」と言うシーンが、「シャイニング」でジャック・ニコルソンさん演じたジャックが、バスルームのドアを斧(おの)で突き破って顔を出すシーンのオマージュになっている。

 また「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」では、映画「エルム街の悪夢」「デットプール」「遊星からの物体X」などの名作をオマージュしたシーンや、多くのカメオ出演、隠れミッキーならぬ“隠れペニーワイズ”などが収められている。

 今作は、2017年に公開された「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の続編。27年後を舞台に、大人になった「ルーザーズ・クラブ」の面々が、再び“それ”と対峙(たいじ)する姿を描く。

 「シャイニング」の40年後を描いた映画「ドクター・スリープ」(マイク・フラナガン監督、11月29日公開)では、40年前の惨劇を生き延びた少年ダニー(ユアン・マクレガーさん)が、呪われたホテルに戻るという内容で、ジャックが顔を出したあの扉も登場する。

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