幻の“EXILE沖縄ライブ”ATSUSHIソロ公演で実現 直談判実り初期メン集結
EXILE ATSUSHI(39)が23日、沖縄セルラースタジアム那覇でライブを行った。EXILEとしてはライブ未踏の地の沖縄に、TAKAHIRO(34)、AKIRA(38)に加え、2015年末でパフォーマーを卒業した初期メンバーの松本利夫(44)、USA(42)、MAKIDAI(44)も登場。2年後にデビュー20周年を迎えるグループの歴史をたどるように、EXILEソング14曲を繰り出した。
11月下旬としては00年以降初めて気温28度を超え、盛夏のような暑さとなった晩秋の那覇をヒートアップさせた。中盤にEXILEの6人がそろい踏みすると、1万5000人からの一段と大きな歓声が夜空に響いた。
ATSUSHIにとって3度目の沖縄ソロ公演。セットの輸送などの問題で沖縄では実現できていないEXILEのライブを“うちなーファン”に少しでも感じてもらおうと、初期メンバーにゲスト出演を直談判した。松本ら3人は勇退から4年たっているだけに、ジム通いで鍛え直し。ATSUSHIからは「一度乗れたら、自転車に乗れるでしょ。一度踊れたんだから、絶対に踊れる」と発破を掛けられたという。
ツインボーカルとパフォーマー4人という一夜限りの“特別編成”で、EXILEのデビュー曲「Your eyes only」などを届けた。「Choo Choo TRAIN」では、松本らは15年大みそかの現役ラストパフォーマンス以来となるロールダンスも披露した。
ATSUSHIは32曲の熱唱で、同会場初の単独アーティストライブを飾った。「プレミア12」を制した野球日本代表の合宿地とあって「EXILE(のメンバー)は兼任で忙しいですが、侍ジャパンを見習って合宿ができたら団結力が高まるでしょうね」とニヤリ。現体制での沖縄初ライブも「実現できるように話し合ってます。今後も沖縄は特別扱いなので戻ってきます!!」と約束していた。