元TBSアナウンサーで、現在フリーの田中みな実(33)が、人生をかけた大勝負に打って出る――。なんと“フリーアナ”の看板を下ろし、今後は“肉体派官能女優”としてイメチェンを図るというのだ。プロジェクト第1弾が、12月13日発売のファースト写真集「Sincerely yours…」(宝島社)だ。これを皮切りに、セクシー路線を突き進む計画だ。

 発売前にこれほど話題になっている写真集も、近年では珍しい。先月18日からスタートしたインスタグラムも、すでにフォロワーが100万人を突破。本紙も“乳首露出疑惑”をお伝えしたが、様々な臆測が飛び交っており、とんでもない数の予約が入っているというのだ。

「今年最大のヒット写真集となる可能性は高い。重版がかかるのも時間の問題ですよ。むしゃぶりつきたくなるような形のいいヒップやおわん形の半乳をこれでもかとばかりに披露している。自ら考案した悩殺ポーズをカメラマンに提案して撮影したそうです」(出版プロデューサー)

 写真集について「最初で最後になると思います」とコメントしている田中だが、セクシー路線はまだ始まったばかり。次の舞台はドラマ、そして映画だ。

 田中は今年2月、連ドラ「絶対正義」(フジテレビ系)で女優として本格デビュー。7月にスタートした連ドラ「ルパンの娘」(フジ系)では、女泥棒としてゲスト出演。主演の女泥棒・深田恭子とセクシー対決したことは記憶に新しいだろう。

 田中の快進撃はとどまるところを知らず、10月からは連ドラ「モトカレマニア」(フジ系)に準主役級で出演している。女優として着実にステップアップしているのだ。

 本格的に女優業に取り組んでみて、田中が気付いたこと――それは「いろいろな役を演じてみて、自分にはセクシー系の役柄が合っていると認識したようです」(芸能プロ関係者)。

 アイドルアナから大人の色気を持つ女優へ変貌を遂げつつある田中のもとに、まさにうってつけの映画の企画が舞い込んでいるという。

「今は亡き人気作家、渡辺淳一作品のリメーク映像化です。すでに映画化、テレビドラマ化されている『化身』『愛の流刑地』などが候補に挙がっている。その中でも最有力候補は黒木瞳がヒロインを演じ、役所広司との官能シーンが話題となった『失楽園』のリメークです。相手役の男性には片岡愛之助や田中圭の名前が浮上している」(制作会社関係者)

 300万部以上を売り上げた渡辺さんの小説「失楽園」は不倫を主題としており、タイトルは流行語にもなった。映画(1997年公開)はR-15指定で、濃厚な性描写もあった。映画公開の後、川島なお美さん、古谷一行共演でテレビドラマにもなった人気作品だ。

 ヌードあり、激しいカラミもありの作品だけに、田中がスンナリ受けるとはにわかに考え難いが、関係者によれば、オファーを受ける予定だという。

「黒木版の映画ではかなり激しく、際どい濡れ場があり、体を張って演じた黒木の女優としての評価は上がった。当然、みな実版では、それを超える過激なものが期待されている。これを成功させれば、女優としての地位を確立するだろう」(映画関係者)

 果たしてどんな濡れ場がお披露目されるのか?いまから楽しみだ。