女子ゴルフの今季最終戦「LPGAツアー選手権リコー杯」3日目(30日、宮崎・宮崎CC=パー72)、渋野日向子(21=RSK山陽放送)は71で回り、5アンダーの3位と好位置をキープした。首位はイ・ボミ(31=韓国)で7アンダー。

 一時は単独首位に立った渋野だったが、上がりの連続ボギーで後退。13番パー5で第1打を左の林に打ち込み、ボギーとしたところからショットが乱れ始めた。

 17番パー4では第1打が「力んで左に飛んで行ったので情けないなと思いました。もうあれでブチギレましたね」。18番パー4でもティーショットも左に曲げた。「上がりがダメだったので、もう台なしだなと思います」。前半から順調にスコアを伸ばしていただけに悔しさを募らせた。

 賞金女王争いは、賞金ランクトップの鈴木愛(25=セールスフォース)と同3位の渋野にほぼ絞られた格好。鈴木は1アンダーの12位で最終日を迎える。