ロッテの新入団選手発表会が9日、東京・新宿区のロッテ本社で行われ、ドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)ら新人7選手が決意を語った。

 永野チーフスカウトから「運命のドラフトで井口監督の黄金の右手が上がった瞬間の興奮はいまだに忘れられません。この選手の説明はいまさら必要ないでしょう。何はともあれ、生の声を聞いてもらいましょう」と紹介され、マイクを手にした佐々木は「大船渡高校から参りました、佐々木朗希と申します。これからマリーンズのために一生懸命プレーしてまいりますので、応援よろしくお願いします」とあいさつ。

 目標としてフリップに「沢村賞」と書き「これから日本一のピッチャーになるために日々練習を頑張って、必ず日本一になれるよう頑張ります」と宣言した。

 会見ではロッテのCMにも多数出演しているタレント・佐々木希からサプライズメッセージが届けられ「同じ東北の出身で名前も漢字一字違い。勝手に親近感を感じていました。プロに入ってプレッシャーを感じることもあると思いますが、目標に向かって全力で突き進む姿を見られることを楽しみにしています」と司会者が代読すると、さすがの怪物も思わず照れ笑い。「CMに出られるくらい活躍できたらいいと思います。同じ東北人としてすごく誇りに思いますし、メッセージを頂いてありがたいです」と話した。