ロックバンドZIGGYが26日、東京・中野サンプラザで全国ツアー東京公演を行った。

「ZIGGY TOUR 2019 ROCK SHOW season3『GET THE FxxK OUT!!』」と題し、10月11日の横浜公演を皮切りに始まった全国ツアーのセミファイナル。同所でライブを行うのは30年ぶりで、満員の会場を見渡したボーカル森重樹一(56)は「オーイエー!! サンプラー!!」と声を張り上げファンをあおった。

「30年ぶりの中野サンプラザ公演」と銘打たれたが、森重は「その時何があったのか、何をやっていたかも全然覚えていません」とジョーク。この日は「ペニシリン」の千聖と、元「筋肉少女帯」の横関敦をゲストに迎えた。千聖との共演では「ZIGGYをキッズの時に聞いていた千聖がスターになって、一緒にイベントをやったりして」と感慨深げ。「来年もロックンロールを盛り上げていきたいね」と話していた。

ライブ本編では代表曲「STAY GOLD」や最新シングル「I STAY FREE FOREVER」をなど25曲を熱唱。19年5月の声帯ポリープ手術後初のツアー開催となったが、パワフルなステージで1600人を熱狂させた。

来年1月8日に87年に発売されたメジャーデビューアルバム「IN WITH THE TIMES」の再レコーディング盤を発売し、同4月から恒例の春の全国ツアーを行う予定。

ツアーは明日27日、大阪で最終公演を迎える。