【カリフォルニア州サンディエゴ24日(日本時間25日)発】米男子ツアー「ファーマーズ・インシュアランス・オープン」(トーリーパインズGC南&北コース=ともにパー72)2日目、北コースを回った松山英樹(27=LEXUS)は1イーグル、4バーディー、1ボギーの67と伸ばして通算4アンダー。87位から17位に浮上した。

 今大会7勝で、ツアー新記録の通算83勝目を狙うタイガー・ウッズ(44=米国)は南コースを71で回り通算4アンダーの17位。南コースを回った小平智(30=Admiral)は75と落とし、通算4オーバーで予選落ち。北コースを62で回ったライアン・パーマー(33=米国)が通算10アンダーで首位。

 予選は2日間で南北両コースを回る今大会。この日の松山は難易度の低い北コースをプレーして、スタートの10番パー5でチップインのイーグル。続く11番はバーディー。16、17番もバーディーで前半だけで5つ伸ばす。

 2番のボギーで勢いが止まったものの、7番で取り返す内容に「もうひとつの部分もある」と厳しく自己評価しながらも「うまく修正できれば(決勝ラウンドで回る)南コースでも伸ばせる」と、昨年3位の悔しさを晴らすことに意欲を見せた。