オリックスの新外国人、アデルリン・ロドリゲス内野手(28=前パドレス3A)とタイラー・ヒギンス投手(28=前パドレス3A)が28日、大阪市内の球団施設で入団会見を行った。

 ロドリゲスは、同じく新助っ人のアダム・ジョーンズ外野手(34=前ダイヤモンドバックス)とのプレーに興奮気味で「スーパースターの彼とプレーできるのは誇りだ。一緒に過ごす時間が楽しみだよ。すごい選手というのは間違いないし、同時にチームメートを手助けするリーダーでもある」と話した。

 マイナー通算174本塁打の長打力に加え、広角の打撃が持ち味。元阪神のマウロ・ゴメスからも日本の投手の攻め方を教わってきた。元ヤンキースの名選手と同じように「A・ロッド」と呼ばれることについては「僕が育っていく中で見ていたすごい選手。そう言われるのはうれしく思います」とニンマリだ。

 中継ぎとして期待されるヒギンスは、3Aエルパソ時代に近鉄や中日で活躍した大塚晶文氏から指導を受け「ほぼ毎日、日本のことを聞いていた。ここに来たのは大塚さんのおかげ。おめでとうと言われました」と活躍を誓った。