吉本新喜劇の内場勝則(59)が30日、大阪市内で日本キャスト版のミュージカル「ボディガード」(梅田芸術劇場メインホール、3月19~29日)の会見を行った。内場はミュージカル初挑戦。ヒロインのレイチェル・マロンを支えるマネジャー、ビル・デヴァニー役を演じる。製作側から「歌と踊りは結構です」と丁重にNG指令が出ているが、「スキがあったら歌ったろかな」とニヤリ。

同ミュージカルは世界で大ヒットした映画「ボディガード」がロンドンでミュージカルとなり、昨年9月に日本に初上陸。今春に新演出によるオリジナルの日本キャスト版が大阪と東京で上演される。ストーカーに狙われる人気歌手、女優のレイチェル・マロン役は、柚希礼音、新妻聖子のダブルキャスト。豪華キャストに名を連ねる内場は「プレッシャー以外のなにものでもない」と緊張気味に話し、オーディションに合格したときは「ドッキリかと思った」と振り返った。 演出は未確定の部分が多いが「コミカルな要素も入れていこうと思っている」と吉本の笑い“注入”も狙う。今年、還暦を迎える内場は「新たな1歩にしたい」。妻で吉本新喜劇の未知やすえ(56)とは同ミュージカルの来日公演を一緒に見たが「あんた、大丈夫?」と突っ込まれたという。東京公演は4月3~19日、東急シアターオーブ。