俳優椎名鯛造(33)が2日、都内で、舞台「最遊記歌劇伝-Oasis-」の初日公演直前の公開ゲネプロに出席した。

峰倉かずや氏の漫画「最遊記異聞」(一迅社)を原作とした舞台シリーズの最新作。椎名は孫悟空役を2008年から務める。初演からともに歩んできた鈴木拡樹(34)唐橋充(42)の2人が今回出演しない。「ぼくにとってその2人の存在ってすごく大きかったんだなっていうのを稽古、ゲネプロを通して感じた」と2人の重要性を語った。

それでも「2人がいなくても、三蔵(鈴木)がいなくても進まなくてはいけないんだな。というか、悟空は進みたいんだっていう気持ちを表現できるオアシス編なのでやりがいを感じています」と前を向いた。

初日を迎えるが「彼らが戻ってこれるところを維持しつつ、ゆっくりではありますけど、西への旅をこれからも続けて行けたらなと思っております。座組としても、悟空としても今回成長できたらいいなと思います」と意気込みを語った。