瀧本美織:高橋光臣と「剣客商売」新レギュラーに 本格殺陣にも挑戦「初めての経験にドキドキ」

時代劇「剣客商売 婚礼の夜」に出演する(左から)瀧本美織さん、北大路欣也さん、高橋光臣さん(C)フジテレビ
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時代劇「剣客商売 婚礼の夜」に出演する(左から)瀧本美織さん、北大路欣也さん、高橋光臣さん(C)フジテレビ

 2012年から俳優の北大路欣也さん主演の単発ドラマとして放送されてきた、人気時代劇シリーズ「剣客商売」(フジテレビ系)の第6弾「婚礼の夜」が3月13日午後8時に放送され、新たなレギュラーキャストとして瀧本美織さんと高橋光臣さんが出演することが2月23日、分かった。

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 瀧本さんが演じるのは、田沼意次(國村隼さん)の娘で男装の武芸者・佐々木三冬。男性を圧倒するほどの太刀筋を持つ剣の使い手で、父・田沼に対しても言いたいことはハッキリと言うというキャラクター。北大路さん主演の「剣客商売」シリーズでは、過去に杏さんが演じた。

 瀧本さんが時代劇に出演するのは、「妻は、くノ一」シリーズ(NHK BSプレミアム、2013~14年)以来で、本格的な殺陣に挑戦するのは今回が初。「今回は男装ですし、男性と同じように殺陣を行いますので、初めての経験にドキドキしていましたが、体を動かすことが本当に好きなので、今回のような殺陣のシーンは初めてですが、女であることを忘れて獣のように演じています(笑い)」と語っている。

 高橋さんが演じるのは、小兵衛(北大路さん)の息子・大治郞。大治郞は浅草で自身の「秋山道場」を営みながら、田沼意次屋敷の道場の師範代も務める剣客。過去の北大路さん主演「剣客商売」シリーズでは、斎藤工さんが演じていた。

 高橋さんは、大治郞を演じることについて「これまで先輩方が演じられてきた役ですので、“どう演じればいいんだろう?”というプレッシャーはありました。大治郎は剣術が達者ですが、そういう役をやりたいと思って、まだまだ勉強不足ですが、ずっと稽古(けいこ)をしてきたので、その成果を見せられる機会をいただいたことはうれしいです。『剣客商売』は正統派時代劇ですし、歴史的な重みもありますので、撮影中も勉強をしていきたいと思います」とコメントしている。

 「剣客商売 婚礼の夜」は、大治郞の友である朝岡鉄之助(内田朝陽さん)が物騒な浪人たちに付け狙われる。本来は小兵衛が一肌脱ぐところ、今回は大治郞に一任。大治郞の成長物語が見どころ。また、三冬と大治郞の間に、ほのかな恋心が芽生えるという。

 北大路さん、瀧本さん、高橋さんのコメントは以下の通り。

 ーーこれまでの撮影を振り返って。

 北大路さん:新しく、瀧本さん、高橋さんにご参加いただいて、私自身も心を新たに取り組んでいます。時代劇には欠かせない京都の街並みや雰囲気が、より一層、我々を盛り立ててくれていると思います。

 瀧本さん:オファーをいただいた際、本当に歴史ある作品に参加させていただけることが率直にうれしかったです。北大路さんはじめ、先輩方とお芝居をさせていただく機会に恵まれてありがたいと感じています。

 高橋さん:以前から「剣客商売」を拝見していて、大治郎役をやれたらステキだろうなと思っていました。まさか、自分に声をかけていただけるなんて思っていなかったので、本当にうれしかったです。今回、瀧本さんと一緒に新たに参加させていただきますが、北大路さんが本当に温かく迎えてくださって、助けていただいています。

 ーー演じられる佐々木三冬について。

 瀧本さん:これまでいろいろな方が演じられてきた役ですので、視聴者の方々それぞれにイメージがあると思いますが、自分なりに、豊かに三冬を演じられたらという意気込みで演じさせていただきました。オファーをいただいた際には不安もありましたが、三冬を演じられるといううれしさが勝っていました。三冬は見た目や立ち居振る舞いは男勝りではありますが、今回は三冬自身も気づかないような淡い思いが芽生え始める物語ですので、自分でもどうしたら良いか分からない気持ちを、分からないなりに大事にしようと思って演じています。

 ーー久しぶりの時代劇となりましたが?

 瀧本さん:今回は男装ですし、男性と同じように殺陣を行いますので、初めての経験にドキドキしていましたが、体を動かすことが本当に好きなので、今回のような殺陣のシーンは初めてですが、女であることを忘れて獣のように演じています(笑い)。

 ーー北大路さんとは初共演となりますが?

 瀧本さん:緊張しました。今日、初めてご一緒させていただいたのですが、本当にお優しく、いろいろなお話をさせていただきました。

 北大路さん:この姿を見ただけで、何も言うことはありません。私自身も何代目かの小兵衛ですので、初めて演じた際には皆さんと同じようなドキドキ感がありましたが、素晴らしいスタッフの皆さまに支えていただきました。

 ーー演じられる大治郎について

 高橋さん:これまで先輩方が演じられてきた役ですので、“どう演じればいいんだろう?”というプレッシャーはありました。大治郎は剣術が達者ですが、そういう役をやりたいと思って、まだまだ勉強不足ですが、ずっと稽古(けいこ)をしてきたので、その成果を見せられる機会をいただいたことはうれしいです。「剣客商売」は正統派時代劇ですし、歴史的な重みもありますので、撮影中も勉強をしていきたいと思います。

 ーー北大路さんとは初共演となりますが?

 高橋さん:以前、観劇していた際、斜め前に北大路さんがいらっしゃったことがあって、いつか北大路さんと時代劇でご一緒したいという思いがずっとあったので、それが実現して本当にうれしかったです。その時、一緒に観劇していた友達が北大路さんを見て緊張して、手に持っていたフリスクを床にばらまいていました(笑い)。

 北大路さん:たくましさ、すがすがしさ、そして優しさ、もう何とも言えませんね。このオヤジにしては、出来過ぎな息子が来てくれてうれしいです(笑い)。こういう出会いはなかなかないので、この出会いを大事にしていきたいです。

 ーー放送を楽しみにされている方々へのメッセージ。

 北大路さん:今回の「剣客商売」は、お二人が加わってくれたことによって、フレッシュでパワーアップしています。お二人が、すごく透明感のある三冬と大治郎を演じてくれいているので、作品全体として輝きが増していますので、ぜひお楽しみに。

 瀧本さん:新しい風を吹かせられたらと思いながら演じさせていただいていますので、ぜひご覧いただけたらうれしいです。

 高橋さん:時代劇ファンの皆さま、「剣客商売」ファンの皆さまに、“いいね”と言っていただけるように全力で取り組みますので、新たな大治郎を楽しんでいただけたらと思います。

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