戸塚純貴:鈴木監督から成長褒められ照れ笑い “無観客”イベントにジョークも

映画「ケアニン~こころに咲く花~」の完成報告会見に登場した戸塚純貴さん
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映画「ケアニン~こころに咲く花~」の完成報告会見に登場した戸塚純貴さん

 俳優の戸塚純貴さんが3月4日、東京都内で行われた主演映画「ケアニン~こころに咲く花~」(鈴木浩介監督、4月3日公開)の完成報告会見に登場。今作は2017年に公開された「ケアニン~あなたでよかった~」の続編で、戸塚さんは前作に続いて主演の介護福祉士・大森圭を演じている。撮影中、戸塚さんと鈴木監督は作品について話し合う機会が多かったといい、戸塚さんは鈴木監督から「彼も(前作出演時の)25(歳)から28になって、いろんな経験をしてきて、やり取りができる人になっているのかもしれない。そこも含めて成長したのかなという気はしました」と褒められると、「あまり褒められると照れちゃうんですけど……。お言葉に恥じないように精進してまいります」と照れ笑いを浮かべていた。

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 会見には島かおりさんも出席し、3人で撮影時のエピソードなどについてトークを展開。現場の雰囲気を聞かれた戸塚さんは、「驚いたことがあって」と切り出し、「撮影期間中、ホテルをとって撮影に集中しようかなと思ったら、たまたま(監督の)鈴木浩介さんも(同じ)ホテルにいて。それから、毎日朝ご飯を一緒に食べて。浩介さんの車に乗せていただいて現場に行って……」とエピソードを披露。それを聞いた島さんは「現場に2人で一緒に来るんです。『おかしいな、2人の関係はどうなってるんだろう』と思ってました」と明かした。

 この日は当初、完成披露試写会の予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ライブ配信となり、記者のみ参加の無観客での完成報告会見という形に変更。冒頭、ステージに立った戸塚さんは会場を見渡して「たくさんの方にお集まりいただき本当にありがとうございます。20人ぐらいかな……」とジョークを飛ばし、集まった記者たちを和ませる場面も。島さんも「コロナで大変な世の中ですが、この映画で心を温めていただければうれしいなと思います」と呼びかけた。

 映画は2017年に公開された「ケアニン~あなたでよかった~」の続編で、特別養護老人ホームが舞台。大型の特別養護老人ホームに転職した介護福祉士の大森圭(戸塚さん)は、「多くの利用者に対応する」という目的のために効率やリスク管理を優先する運営方法に戸惑いを隠せなかった。そんな中、認知症の老婦人・美重子(島さん)が入所。圭は美重子の夫・達郎(綿引勝彦さん)に厳しくあたられるも、美重子や利用者のために奔走(ほんそう)するが……というストーリー。

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