白血病で闘病中の広島の元エース・北別府学氏(62=野球評論家)が9日、自身のブログを更新し、新型コロナウイルス感染拡大の影響でプロ野球公式戦の開幕延期が決まったことを嘆いた。

 開幕戦が延期になったというニュースを「病院のベッドの中で知った」という北別府氏は「複雑な心中です」とつづった。

「一日でも早く復帰して球場へ行きたい!」とプロ野球公式戦を自身の励みにしていたが、新型コロナウイルス感染拡大は収まる気配がなく「こればかりは致し方ない 開幕を待ちわびていたファンの方もがっかりでしょう しかし日本中、至る所で皆さんがこの騒動と闘い苦しんでおられます」と今回の決定に理解を示した。

 最後は「私もこんな状況でなければ何か役に立てる事がしたかったのですが 願う事しか出来ません」ともどかしそうに結んだ。