米男子ゴルフツアーは12日(日本時間13日)、第5のメジャーと呼ばれる「プレーヤーズ選手権」(フロリダ州ポンテベドラビーチのTPCソーグラス=パー72)の2日目から「テキサス・オープン」までの4試合を中止すると発表した。

 新型コロナウイルスの感染拡大で各種スポーツ競技が延期や中止となる中、米ゴルフは競技を実施し、初日(12日=同13日)を終えて松山英樹(28=LEXUS)が1イーグル、8バーディー、1ボギーでコースレコードタイとなる63のラウンドで9アンダーとし、暫定トップに立っていた。それだけに突然の中止発表に松山も大きなショックを受けているに違いない。

 この日は、大会2日目以降は無観客試合とすることが発表されていたが、米国ではプロバスケットボールNBAがレギュラーシーズンの中断を発表。米大リーグ機構(MLB)もレギュラーシーズン開幕を最低2週間は延期し、オープン戦を中止にした。北米プロアイスホッケーNHLはレギュラーシーズンの中断、サッカーのプロリーグMLSも全ての試合を30日間中断すると公表。ゴルフも苦渋の決断を迫られたようだ。