ワン・ダイレクションやリトル・ミックス、シェール・ロイドなど数々のビックスターを輩出しているイギリスのオーディション番組「Xファクター」。今回は2015年の優勝を勝ち取った歌姫、ルイザ・ジョンソンについて解説。

 ルイザ・ジョンソン(Louisa Johnson)は1998年1月11日生まれの17歳で、イギリスのエセックス出身。17歳とは思えない顔立ちと高身長で、大人っぽいルックスのルイザだが、オーディションにはTシャツにジーパンというカジュアル服装で登場。飾らないティーンエージャーとしての一面ものぞかせる。

 Xファクター初出演時のルイザは両手でマイクを握りしめて、審査員から「息をして!」とアドバイスされるほど緊張した様子。「10歳の頃から歌っていて、Xファクターに出るのがずっと夢だった。ここにいることが私にとって、どれだけのことか...説明できないわ」と語った後、ルイザが歌い始めた瞬間、会場は驚きに包まれた。歌唱力が高いのはもちろん、かわいいルックスからは想像もつかない低めのトーンで、すさまじい声量。そのギャップには、辛口審査で有名なサイモン・コーウェルまで笑顔に。パフォーマンスの後半になると、審査員や観客はスタンディング・オベーションで、結果はもちろん合格。涙を流していた姿は、17歳の少女そのものだった。

 その後も16人が6つの椅子を巡って争うシックス・チェア・チャレンジや審査員のリタ・オラの豪邸で行われた審査など、数々の戦いを勝ち抜いて2015年の優勝者に選ばれたルイザ。2016年に開催予定のXファクターのライブツアーへの参加が決まっており、1Dやリトル・ミックスなど先輩の背中を追う彼女のこれからが楽しみだ。【ハリウッドニュース編集部】