西武・松坂大輔投手(39)が、22日の日本ハムとの練習試合(メットライフ)で、開幕時ローテーション入りをかけて3週連続の「サンデー登板」に臨む。

 18日の全体練習後、西口投手コーチは「中6日でどれだけ投げられるか。5回というより一回80~100球を投げてもらう」と発言。8日の広島戦(マツダ=3回2失点、69球)、15日のヤクルト戦(メットライフ=3回無失点、48球)と2週続けて日曜日に登板してきた松坂が、この先も日曜日に固定されていくのかの試金石となる。

 登板4日前のこの日、松坂はすでに開幕ローテーション入りが当確している2年目・松本を相手に約20分間の遠投調整。最大90メートルの距離を助走をつけて、あるいは助走なしのワインドアップとパターンを変えて、肩の可動域、体全体のバランスなどをチェックした。

 西口コーチは「開幕がいつになってくるのかは分からないけど、現状で(開幕ローテ入りが)決まっているのはニール、(高橋)光成、松本の3人だけ。それ以外の人は結果を出さないと」とコメント。22年目のベテランも本田、今井、与座、ドラフト2位ルーキー・浜屋らと横一線で残り3枠を争っていることを強調した。