“第2のキンコン西野”になる!? タレントのベッキー(36)が今月、第1子を出産していたことが、17日に明らかになった。出産日、性別は非公表だが、母子ともに健康だという。今後は産休を経て仕事復帰する予定。しかもママタレ業と並行し、仰天の絵本作家デビューを果たす可能性が浮上している――。

 ベッキーは昨年1月、プロ野球・巨人の片岡治大二軍内野守備走塁コーチ(37)と約8か月の交際を実らせて結婚。同11月に妊娠を発表していた。
 ベッキーの知人が明かす。

「妊娠後期の(今年)1月は胸やけに悩まされたと聞きます。食事量も減ったそうだけど、おなかの子のため栄養摂取に励んだみたい。2月は気候の変化に苦しみ、さらに夫の片岡さんは宮崎キャンプで不在。孤独な妊婦生活を友人たちが助け、無事出産できました」

 今後は産休の後、復帰する予定。ママタレとして新たなキャリアをスタートさせるが、もう一つ新たなキャリアをスタートさせるという。

「ベッキーは出産したばかりで、無理は絶対に禁物。産休が明けてもしばらくは育児に追われ、タレント業の本格稼働は厳しいだろう。でも、絵画ならば、自宅で自分のペースで進めることはできます。特に産じょく期(体が出産前の状態に戻るまでの期間)を抜け、落ち着けば、少しずつ筆を握れるようになるだろう。その先に絵本作家への道を検討していると聞く」(同)

 ベッキーは2017年から絵を描いているが、その才能はあまり知られていない。昨年12月から今年2月まで、都内のホテルで、自身2度目となる個展を開催したほどだ。快活な性格がそのまま創作活動に投影されたような、ポップな画風を特徴としている。

「これまで描き上げた絵は100点以上に及ぶ。中には巨大絵画もあり、大きさは片岡さんの身長(176センチ)に迫るほどの力作です」(関係者)

「にじのむこう」と題した作品は、単なる絵画にとどまらず、キャンバスに色とりどりの毛糸を並べて独創的に仕上げた。価格は何と38万5000円。

 本人は画家としては、まだまだ力不足と思っているようだが、絵本作家なら十分可能性はあるだろう。

 絵本と言えば、お笑いコンビ「キングコング」西野亮廣が有名。「にしのあきひろ」名義で出版した絵本「えんとつ町のプペル」は、40万部以上を売り上げる異例のベストセラーとなった。

「何より絵本を描けば“試作”の段階でもわが子に読み聞かせができる。“読者第1号”が自分の子供であればこの上ない喜びだろう」(同)

 ベッキーは「ベッキー♪#」名義で歌手活動したキャリアがあり、09~13年に大手レコード会社から計8枚のシングルをリリースしてきた。もし、絵本作家としてデビューするなら、さしずめ名義は、人がペンや筆を握っている様子を表す絵文字「〆」(シメ)を使って「ベッキー〆」になると本紙はみているが…。

 ベッキーが第2の西野になる日は近い。