ダンス&ボーカルグループ「EXILE」「三代目J SOUL BROTHERS」の兼任メンバー、NAOTO(36)の初主演映画「DANCING MARY ダンシング・マリー」(今年公開)が、ポルトガルで開催された世界三大ファンタスティック映画祭の一つ「ポルト国際映画祭2020」で審査員特別賞を受賞した。

 同作は、解体予定のダンスホールに住み着いたダンサーの霊から「恋人のジョニーを探してほしい」と頼まれた、市役所職員の研二(NAOTO)が、2人の恋を成就させるために霊能力を持つ女子高生と時空を超えて奮闘するヒューマン・コメディー。

 ファンタスティック映画とは、SFやホラーなど空想的な作品のこと。昨年10月の「シッチェス・カタロニア国際映画祭2019」(スペイン)にも正式出品され、ワールドプレミア上映されており、世界三大ファンタスティック映画祭の2つを“制覇”。NAOTOは「初主演させていただいた映画がこんなにも光栄な賞を受賞し、とてもうれしく思います」と喜びを語った。

 サービス精神旺盛で、バラエティー番組でも人気。お笑い界と映画界で確固たる地位を築いた北野武監督の作品への出演も熱望している。

「『その男、凶暴につき』『ソナチネ』など、すべての北野作品を見ていて『いつか出演したい!』と熱い思いも口にしているとか」(映画関係者)
 抜群の身体能力があるだけに、アクションも期待できそうだ。