新型コロナウイルスの感染拡大が世界中のロッカーを直撃している。

 米国を代表するロックバンド「ボン・ジョヴィ」のキーボード、デヴィッド・ブライアンが、新型コロナウイルスの検査結果が陽性だったことが報じられ、ロックシーンに衝撃が走った。

 日本では人気アーティストのライブが次々と中止になる中、ライブに行けなくなったファンたちが読みふける書籍が「大石征裕自伝 夢の船」。ラルク・アン・シエル、MUCC、シドなどを輩出してきた「MAVERICK DC」の“総帥”大石征裕氏の自伝だ。1980年代に「44MAGNUM」と東京に進出した大石氏をVIPルームで恫喝したというエピソードが自伝で目立つのは、「REACTION」ベーシストの反町YUKI哲之。

 その反町が初めて女性アーティストをプロデュースしたが、やはり新型コロナの影響が出てしまった。新人女性ボーカリスト・Rokoの「Roko 1st Single 発売記念ライブ」が今月28日に開催予定だったが延期。代わりに、アコースティック演奏をユーチューブで配信する。

 Rokoは、プロデュースチーム「YUKINOJO(ゆきのジョー)」の第1弾としてデビュー。沢田研二などのサポートでも知られる作詞家K.INOJOを軸に、キーボードに清水賢治、ギターにCharlie Tanaka、ドラムにTamaryangら実力派ミュージシャンが集結した。