NHKEテレ「ニャンちゅう」シリーズのキャラクター、ニャンちゅうの声を務める声優の津久井教生が、美容家の佐伯チズさん(76)が自身と同じく難病の「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を患っていることを公表したことを受け、思いをつづった。

津久井は24日、ツイッターを更新。ALSについて「本当に厄介な難病ですが…佐伯チズさんと同じように『諦めない&感謝』の気持ちを持って『出来ること』をやっていきたいと思います」と闘病への意気込みを新たにした。

佐伯さんは23日、事務所を通じて報道各社に署名入りのファクスを送り、「半年ほど前から右脚に違和感を感じ、昨年末には思うように動かすことが出来なくなりました」と説明。複数の病院で精密検査を受けたところ、ALSと診断されたという。手足に力を込めることができず不自由が生じているが、「『ひとりでも多くの方をキレイにしてさしあげたい』という想いは、今の状況下にあっても変わりません」とつづり、「夢は薬。諦めは毒。この宿命を受け止め、病と向き合いながら、私に出来る活動を続けてまいります」と前向きな姿勢を示した。

津久井は昨年10月、ALSと診断されたことをブログで公表した。