「ハロー!プロジェクト」のアイドルグループ「Juice=Juice」が1日、両A面の新シングル「ポップミュージック/好きって言ってよ」の発売記念ミニライブを、公式ユーチューブチャンネルで生配信した。

 6月に卒業する宮本佳林のラストシングルで、昨年加入した工藤由愛、松永里愛にとっては初めてのシングルとなる。当初はファンを入れてのミニライブを開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けイベントは中止。代わりに生配信でファンに歌声を届けたが、そこでサプライズが待っていた。

 先月30日に解散コンサートを行ったばかりの「こぶしファクトリー」の井上玲音が、6月の宮本卒業後、グループに加入すると発表されたのだ。

 井上はミニライブに登場しなかったが、金澤朋子が手紙を代読。

「この度、Juice=Juiceに加入することになりました。井上玲音です。まだまだ勉強すること、自分を磨くこと、納得のいくパフォーマンスをすること、努力することが沢山あります。Juice=Juiceとして夢を叶えて行けたらなと思います。いつか、井上玲音が入って良かったと思って頂けるように、頑張ります! これから、よろしくお願いします!!」

 明るい前向きなメッセージを発信した井上だが「卒業する宮本は歌、ダンスともにグループのエースだった。井上は入れ替わりで加入する形なので相当、プレッシャーはあると思いますよ」とは芸能関係者。

 ただ事務所としても、こぶしファクトリーで実力をつけた井上ならばプレッシャーを乗り越えられると考えたからこそ、今回の加入が実現した。

「Juice=Juiceはハロプロでもトップのスキルを持つグループと言われていて、井上への事務所の期待の表れです」(前出関係者)

 井上の“こぶし魂”がグループにどんな変革をもたらすか。